キャンプに纏わるあんな話題、こんな話題

経営者として何をすべきか

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経営者として何をすべきか

全国クラスで展開している

キャンプ場と言うとどうしても日本とは縁遠く思えてくる。幼少時、一度だけスクールが主催したキャンプに参加したことはあるが、筆者はそれ一度だけで後はない。父がキャンプをしようと言う考えを持つ時もありましたが、確か家族から断固反対されて話が頓挫したはず。それはそれで父が子供達に教えたかったこともあっただろうに、なんて考えもあったのかもしれませんが、たち消えてしまったのを嘆いたこともあったのかもしれません。

だからといって今、じゃあキャンプをしに行こうという気分にもならない。ただでさえ毎日自給自足のような生活を送っているのに、それこそ野外で一から全て用意するとなったらただただ、面倒で他らない。それはそれで楽しみを一蹴していると言われるでしょうが、キャンプとはそういうものだ。なので普段の家事と縁のない人なら開放的になれるかもしれませんが、主婦や主夫にとっては日常風景がそのまま屋内から野外に持って行っただけというシュールな状況と思えば分かりやすいでしょう。

それはそれとして、そもそもキャンプ場なんて何処にあるんだと探してみると、意外と見つかります。それこそ首都圏の都心部から離れた郊外に設置されているので、キャンプ愛好者は日々利用しているのでしょう。

ですがここでは利用する側の意図より、キャンプ場を運営する経営者側の内情を少し見てみたいと思います。どんなことを仕事にしているのかと紐解くと、やはり普通の会社と同じように経営という問題に出くわすようだ。

ある一例を参考にして

キャンプ場経営といっても一口に語れるものではないが、ある実例を参考にしてみよう。

某地域にて住んでいた夫婦が所持していた山林などを開拓し、そこをキャンプ場にしたという話があります。夫婦は祖父母から受け継いだ農林業を継ぐにあたって資源を有効活用するためにはどうしたら良いのかと考えた際、キャンプ場にしようとなった。始めは分からない中で試行錯誤しながらも一歩ずつ開拓していき、やがてログハウスを主とするお風呂や洗い場、トイレといった必要最低限の施設を建築します。

これでお客さんもやってくるだろうと思っていましたが、ただ作れば経営が成り立つと考えている時点で甘さが目立つのはお気づきだと思います。そう、この夫婦もその現実に気付かされて苦労を強いられるのだった。

経営の難しさ

そもそもキャンプ場経営で何が大変かというと、おおまかに次のような点だ。

経営をしていく上でどのように宣伝をすれば良いのか

利用客との食い違いで、して欲しいことが伝わらない

客それぞれの個性に合わせた接客

キャンプに際して必要な知識の提供

上記に記した内容が夫婦に重荷と同時に経営課題として遭遇したのです。きちんと考えれば分かることだと思いますが、そもそもキャンプ場に訪れる利用客の中には全くの初心者、一度もしたことのない知恵も知識もない素人がやってくる事もあります。そういった人たちにすれば何をすればいいかも分からず、ただキャンプって楽しそうだなぁと楽観的にしか考えていない人も来る可能性が十分あるため、対応に追われます。

夫婦はそこを認識していなかったのか、利用客の中にキャンプのいろはも知らない人間は夫婦が何でも教えてくれて、さらに食事なども全て提供してくれるものだと思い込んでいた人もいたのだろう。客の側にも問題がある場合はもちろんあります、それこそホテルみたいな対応を求める人がいてもおかしくない。それではキャンプじゃないだろうと突っ込みたくなりますが、お客さんなんて意外とそんなものだ。

そうした諸注意をきちんと決めていなかったため、トラブルに見舞われたこともあるでしょう。それでもなんとか経営を軌道に乗せるための努力はしていた。

キャンプ場経営のプロとして

一見すればキャンプ場経営とは施設内の管理だけしておけばいいだけ、みたいな楽さがあると思っている人もいるでしょう。ですがそれ以上に利用している人たちが不便にしていないか、敷地内の施設で不備をきたしているところはないかなど、様々な問題が起こりうる。また何度となく利用してもらうリピーターを作るためにも、経営者にはキャンプ場内でのイベントを行うなどして顧客が楽しくキャンプが出来るようにすることも仕事の内だ。

この夫婦についても、少しずつ勉強していく中でランタンの付け方やテントの張り方などを指導したり、自分たちが所有している畑で野菜のもぎ取り体験といった農作業と触れ合えるような催し物を行うなどしていった。キャンプ場経営もただキャンプ地を俯瞰して呆然と見つめていればお客さんが勝手に流れてくるだけではない。キャンプするにしても、最低限のルールは存在しており、キャンプ場での取り決めなどによっては出来ないこともある。

そうした部分も事細かく決めるのも経営陣側の役目だ。楽ではない、という点だけは間違いなさそうだ。